機械学習の副業ってどんな仕事があるんだろう?
機械学習の副業はどのくらい稼げるのかな?
副業ブームの昨今、機械学習エンジニアのなかにも副業を始めたいと考えている方は多いのではないでしょうか?
しかし、機械学習の副業といっても、あまりイメージがしづらいですよね。どんな仕事があって、どのくらいの報酬が得られるのか副業を始める上で気になると思います。
そこでこの記事では、機械学習の副業はどんな仕事が多いのかといったことから、どのくらいのスキルがあれば副業をこなせるのか等、これから副業を始めようと考えている方にとって気になる内容をご紹介いたします。
この記事を読めば、あなたも機械学習の副業をすぐに始められるようになりますよ!
機械学習エンジニアにとっての副業とは?
まずはじめに機械学習の副業案件はどんなものがあるのかをご紹介します。
どんな案件があるのか?
機械学習系の案件は人工知能の需要拡大に伴い、年々増えています。
なかでも多いのが、以下の4種類です。
- 既存システムへの機械学習の実装
- 機械学習を実装したアプリ開発
- プログラミングスクール講師
- メディアのデータ収集・分析
特にスタートアップ等のエンジニアが不足している企業が、業務委託としてデータサイエンティストを募集しているケースが多く見受けられます。
どのくらいの収入が望めるのか?
副業案件を多く扱う「 シューマツワーカー 」の機械学習・Python系案件を参考に平均時給を算出すると、だいたい時給2500円ほどが一般的です。
一般的なアルバイトに比べると破格の時給ということは、一目瞭然ですね。こういった案件は継続的に関わっていくことで、価格交渉もしやすいので高時給を狙いやすいのも機械学習案件の特徴です。
機械学習案件を獲得するために必要なスキルセット
機械学習案件を獲得するためのスキルセットは簡単ではありません。副業案件の多くは即戦力を求めているので、ある程度の実務経験が必要となるでしょう。
具体的には、以下のようなスキルが必要です。
- 機械学習を活用した開発経験1年以上
- 自然言語処理の開発経験
- アルゴリズム構築・実装経験
- Gitを使用した開発経験
- Azure・AWSを使用した開発経験
機械学習系の副業を行うメリット
機械学習の副業を受注するには、高いスキルが必要になります。しかし、機械学習の副業を行うことは、あなたにとってメリットもあります。
色々な現場で経験を積むことができる
機械学習案件を行う上でもっとも大きなメリットは、新しい環境でシステム開発やアルゴリズム構築などに携われることです。
1箇所で働いていても、スキルは身につきますが、副業をいくつもこなして、様々な現場を体験することで、多様性のある機械学習エンジニアになることができます。
つまり、副業として収入を得られると同時に、エンジニアとしての市場価値も伸ばすことができるのです。
人脈を増やすことができる
経験を積めること以外に、多くの人脈を作ることができるというのも大きなメリットです。特に機械学習エンジニアは、IT以外の業種からも必要とされる機械が多い職業です。
副業を通じて、色々なジャンルの方と知り合うことで、あなたのステップアップの機会も増えていく筈です。
ただし、ITに疎い担当者との契約面の交渉は、相手に理解がないので、通常よりも難しくなることが多いです。あなたの提案力が鍵となるので注意しましょう。
機械学習の副業案件を獲得する方法
機械学習の副業案件を獲得する方法は大きく分けて3つです。それぞれ詳しく解説していきます。
クラウドソーシング
1つ目はクラウドソーシングです。
他の手段に比べて、比較的簡単に仕事を受注できるのがメリットですが、そのぶん相場よりも受注金額が低い傾向にあるので、そういった事も踏まえて活用するといいでしょう。
エージェントや求人媒体の活用
2つ目はエージェントや求人媒体を活用することです。
この方法は実務経験が求められますが、好条件の案件を獲得しやすく、媒体側が色々なサポートをしてくれるので、比較的業務を進めやすいです。
また、クラウドソーシングよりも受注金額が高い案件も多いので、まずはこういった媒体に登録して案件を探してみましょう。
知り合いからの紹介
3つ目は知り合いからの紹介で仕事をもらう方法です。
こちらは、求人媒体などを通さないので、一番高額な案件を受注しやすいですが、まずは仕事を紹介してくれるような人脈を作る必要があります。
もし、あなたの周りに仕事を発注してくれるような人脈があるなら、率先して仕事を受注していきましょう。
また、こういった案件を発注する人は横の繋がりも強いので、あなたのスキルが高ければ、どんどん人脈は広がっていきます。まだ、人脈がないのであればSNSや勉強会などを活用してみましょう。
副業を行う上での注意点
機械学習の副業案件に多いのは、システム開発などのプロジェクトに参加することです。そのため、副業と言えどある程度の時間は取られてしまいます。
当然のことではありますが、副業を行う上でもっとも重要なのは、本業をおろそかにしないことです。
あなたの現状の工数などを踏まえて、リソース配分に気をつけましょう。
また、副業収入は年間で20万円を超えると確定申告の義務が発生します。確定申告を怠ると罰金が課せられることもあるため、注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
機械学習の副業案件を受注するためには、機械学習の開発経験が求められます。そのため、高いスキルセットが必要になるでしょう。
そのぶん、高収入で副業を行うメリットも多いため、エンジニアとしての市場価値を高めるにはもってこいの案件でもあります。
今の環境からステップアップしたいと考えているなら、まずは副業から始めてみてはいかがでしょう。この記事があなたのお役に立てれば幸いです。