近年、AIの成長は著しく、生活に欠かせないものになりつつありますね。なかにはAIを実際に開発してみたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで活用したいのが、AI学習に特化したプログラミングスクールです。最近では、AIに特化したスクールも増えてきましたね。
スクールの数が多い故に、
確実にスキルを習得するにはどのスクールがいいんだろう
といった悩みを抱えている方も多いと思います。しかし、目的に合ったスクールを選ばなければ、学びたかった内容が身につかなかったり、途中で挫折してしまう…といった事になりかねません。
そこでこの記事では、
- プログラミングスクールの選び方
- AI学習におすすめのプログラミングスクール
といった内容をお伝えいたします。
また、なぜ今AI分野を学習すべきなのかといった事も合わせて解説していくので、AIについて学んでみたいと思っている方はぜひ最後まで目を通してください。
いまAI(人工知能)を学習すべき理由
そもそも、何故ここまでAI学習に特化したスクールが増えているのかというと、IT業界の時代背景が関係しています。
AIは最先端技術という認識をお持ちの方も多いですが、AI自体の歴史は古く1950年代から研究が行われてきました。まだまだ実用レベルの技術ではありませんでしたが、ディープラーニングの登場によって、AI産業は目まぐるしい進化を遂げます。
その結果、AI産業は需要が拡大し、急速に成長を遂げているのです。しかし、その成長速度の速さからか、日本ではまだまだ人材が不足しています。
そのため、いまの内にAIを学習しておくことで、将来的にも活躍できるエンジニアになることができるのです。
AI産業は需要が伸び続けている
では、実際にAI産業がどのように成長しているのか見てみましょう。
引用元:マイナビニュース 国内AI市場の2022年までの成長率は60.7% – IDCが調査
AI市場はソフトウェアを中心に、2019〜2022年までで2倍以上の市場へ成長することが予想されています。これはAIが活用され始めた2017年と比較すると、約10倍近い市場となります。
市場規模の拡大により、年間成長率自体は下がりますが、需要が今後も伸びていくことは間違いないでしょう。逆にいえば、IT分野においてもコーディングなどの単純作業は、AIによって自動化される可能性が高いため、今後も活躍するためには需要のあるスキルを習得しなければなりません。
日本はAI分野の人材が不足している
先程も述べたとおり、日本には圧倒的にAIを扱える人材が不足しています。実際に経済産業省の発表した資料によると、
引用元:経済産業省
2020年には、最先端技術を扱うエンジニアが約5万人不足するという結果になっています。こうしてみると、年々エンジニアの不足する人数が増えていくことがわかりますね。
つまり、AIを扱うことができれば、求人数は豊富にあるので、好条件での転職やあなたに有利な条件で働くことができるのです。
AIに特化したスクールの選び方
AIスクールは種類が多いうえに、それぞれ異なるサービスを展開しています。そのため、正しい選び方を知った上で、あなたにあったスクールを選ばなければなりません。
AIスクールを選ぶ際は、
- 受講形式の違い
- 講師の違い
- 転職サポートの違い
- 卒業事例の具体性
この4点を必ずチェックしておきましょう。
受講形式の違い
AIスクールにはオンラインで受講するものと対面で受講するものの2種類があります。それぞれに特徴があるので、あなたに合った受講形式を選ばなければなりません。
オンラインスクールは、回線とPCさえあれば場所を問わず受講できるため、郊外にお住みの方でも無理なく学習を受けることができます。また、オンラインスクールは対面型に比べて、学習サポートが充実しており、躓いたときに質問しやすい環境が整っていることが多いです。
対面型のスクールは、その場に講師がいるので困ったときにすぐ質問することができます。また、対面型の多くは少人数のグループレッスンとなるので、同じ志をもった仲間と共に切磋琢磨して学習をすることができます。
そのため、モチベーションを維持しやすく学習後も交流できる仲間を得ることができるといった特徴があります。しかし、実際に教室まで行かなければ学習できないので、通学ができる範囲にスクールがあることが前提条件となります。
講師の違い
AIは非常に専門性の高いスキルです。そのため、講師の質にもこだわってスクールを選ぶ必要があります。
AIスクールのなかには、卒業生をそのまま講師として雇ったり、カリキュラム内容しか答えられないといったケースも見受けられます。そういったスクールで本格的なスキルを身に付けることは難しいでしょう。
講師の質に自信を持っているスクールなら公式サイトなどで、講師陣の紹介をしているのでそういった細かい部分も確認した上で、スクールを選択しましょう。
転職サポートの違い
AIスクールのなかには、AIの求人をたくさん抱えている場所もあります。こういったスクールを受講することで、AIを扱う企業への転職までを一挙に行うことができますよ。
しかし、なかには転職を意識しすぎているあまり、希望に合わない求人を紹介するようなスクールもあるので、口コミや評判などで確認しておくといいでしょう。
卒業事例の具体性
実績のあるスクールは、卒業生を具体的に紹介している場所が多いです。卒業生がどのようなキャリアを歩んでいるのか確認して、スクールのイメージを掴んでおくと選びやすくなりますよ。
逆に新しく出来たばかりで実績のないスクールは卒業事例がなく、サービス内容がいまいち見えてこないので、こういったスクールは選定時に、省くようにしましょう。
AI学習ができるスクール一覧
AI学習ができるスクールのなかでも、実績のある場所をまとめました。お時間のない方はこちらを参考にしてください。
スクール名 | 受講形態 | 代表的なコース |
---|---|---|
AIジョブカレ | 対面レッスン | 機械学習コース 100,000円/4ヶ月 |
Aidemy | オンラインレッスン | 3ヶ月プラン 480,000円/3ヶ月 |
DIVE INTO CODE | 対面レッスン | 機械学習 エンジニアコース 790,000円/4ヶ月 |
TECH BOOST | オンラインレッスン | イノベーティブターム 269,800円/入会金 29,800円/毎月 |
侍エンジニア塾 | オンラインレッスン | AIコース 980,000円/6ヶ月 |
Winスクール | 対面レッスン | AIプログラミング 入門コース 72,000円/2ヶ月 |
TECH::CAMP | オンラインレッスン 対面レッスン |
AIコース 148,000円/入会金 14,800円/毎月 |
TechAcademy | オンラインレッスン | AIコース 289,000円/4ヶ月 |
.Pro | 対面レッスン | Pythonコース 498,000円/6ヶ月 |
AI学習におすすめのスクール
Aidemy
引用元:https://aidemy-premium.net/
AidemyはAIに特化したコースを提供しており、PremiumPlanを受講することで画像認識・自然言語処理・アプリ開発等から自由に受講できます。
オープンソースの自動運転ソフトウェア分野で活躍されている東京大学大学院 加藤真平准教授が監修を努めているのも注目のポイントですね。
学習は完全オンラインで進みますが、24時間対応のチャットサポートがあるため、初心者でも安心して学習を進めることができます。またコーディングの添削なども行っているため、適切なコーディングを覚えることが出来ますよ。
困った時は1回25分間のオンラインカウンセリングが用意されているので、興味のある分野についてディスカッションしたり、分からない箇所を画面共有で見ながら教えてもらうことも可能です。
基本情報
受講形式 | オンラインマンツーマン |
料金/期間 | 1ヶ月/190,000円 3ヶ月/480,000円 6ヶ月/780,000円 |
講師の質 | 現役AIエンジニア・データサイエンティスト |
転職支援 | 無料転職サポート、専任アドバイザー在籍 |
所在地 | オンライン |
卒業生の声
ここ最近、AIを聞かないことがないくらい、一般的になってきたと思うんですよね。また、自分のコールセンターという職種がAIがとって変わられる職種ということもあり、危機感がありプログラミングを学ぼうと考え始めました。
AIに関するプログラミングスクールは他にもあったのですが、Aidemy Premiumを選んだ一番の決定打が、Aidemyが早稲田大学で導入されているということでした。あとは、経営者の顔がツイッターで観れたのがよかったので、受講を決めました。
引用元:https://blog.aidemy.net/entry/2018/08/09/174202
ラビット★チャレンジ
引用元:https://ai999.careers/rabbit/
AIの最高峰資格であるE資格に月額3,000円からチャレンジできるという激安の講座です。
しかも入門のAI実装検定からスタートできるので、入門・初級者から順番にチャレンジできます。自主学習をコンセプトにしているようですが、もともと45万円の講座(日本ディープラーニング協会の認定講座)が3000円ですからかなりのレア講座ではないでしょうか。
資格を取得するには、初級者で6カ月~1年。上級者や経験者なら1か月~3か月かかりそうです。ご自身のレベルに応じて受講時期を検討すると良さそうですが、E資格はかなり難しい試験で年に2回しかないので、月額3000円なら思いついたときにチャレンジし、余裕をもって試験に臨むと良いかもしれません。
基本情報
受講形式 | オンライン自主学習 |
料金/期間 | 入会金 20,000円 月額/3,000円 |
講師の質 | 現役AIエンジニア・データサイエンティスト |
転職支援 | 無料転職サポート、専任アドバイザー在籍 |
所在地 | オンライン |
ラビット・チャレンジ受講生の声(SNS上の評判ご紹介)
ラビットチャレンジの修了テスト調べ学習用は、解答あって効率的。
— ピカッ (@photo_resist) February 3, 2021
ラビットチャレンジ(E資格)応用数学講座の講師の方のファンになった。とてもわかりやすい。
— しげき (@shi78ge) January 18, 2021
ラビットチャレンジ開始。スタートテスト着手(14問/全60問)。
ベクトル化の説明がわかりやすかった。
「パリ」ー「フランス」+「日本」=「東京」
そのほか、LASSO、逆行列、主成分分析、ベン図、条件付確率が登場。高校数学、思った以上に忘れてるわ。https://t.co/fzHo5UQDDA#今日の積み上げ— snowmonster (@pinetail63) January 9, 2021
G検定やAI実装検定は合格しているもののお金が高すぎて手が出せなかったE資格、、
(AI関連の最上位の資格で、受験資格を得るために何十万円もかかる講座の受講が必要)
ラビット・チャレンジを使えば月額3000円でその講座を受講できるみたいです。
これを機にE資格に合格して、AIマスターになるぞ!— 高橋郁弥 (@10251700) January 7, 2021
かなりたくさんの方がチャレンジしている姿が見受けられます。内容はわかりやすいという声も多いです。
まとめ
いかがでしたか?
AI分野はとても将来性が高いですが、専門性も高い分野です。そのため、スクール選びは慎重に行い確実にスキルを習得することが重要となります。
あなたの目的にあったスクールがどのスクールかを選んだら、必ず無料体験を受講してスクールの雰囲気を確認するようにしましょう。